遠州諏訪城絵図
1864(元治元)年
諏訪原城跡については、江戸時代に作成された各種絵図に記されています。この彩色絵図は城全体とその周辺地形が描かれ、曲輪(くるわ)の大きさや堀の幅、周辺の街道の長さなどが詳細に示されています。描かれた年代は1864(元治元)年、河村秀縄の手によるものと記されています。河村市郎平秀縄(1824~66年)は、金谷宿本陣柏屋の分家(屋号:柳屋)の9代目にあたり、金谷宿の組頭を務めていました。秀縄は和歌・俳句・茶道・謡などに通じ、和歌は掛川の国文学者石川依平の門人でもあり、弟を養子にしています。
茶箱レッテル(輸出用)
茶葉を輸出するときに使用した茶箱の外側に貼ったものです。
大正時代 9枚