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神尾若宮八幡神社鑽火の神事

市指定文化財 無形民俗文化財
神尾若宮八幡神社 鑽火の神事(かみおわかみやはちまんじんじゃ きりびのしんじ)
昭和60年2月23日指定 神尾若宮八幡神社 島田市神尾540

神尾若宮八幡神社鑽火の神事

神尾地区にある若宮八幡神社は欽明天皇の御世に宇佐八幡宮より勧請したとされ、1400年の歴史がある神社です。戦乱期に社殿や古記録などはすべて焼失してしまいましたが、毎年10月にこの神社で執り行われる「鑽火の神事」は口伝によると神社が勧請された当時から既に行われたということです。

神事に参加する五人の神官は前日まで大井川の水と竹の葉をもって身体を清め、白丁に身を包んで鑽火の神事を執り行います。神官たちは交代で、伊勢神宮の神木(檜の枝)でつくられた燧臼(ひきりうす)へ燧杵(ひきりぎね)を手早く揉みこんでいき、神の火(浄火)を生み出します。この浄火によって新米を炊き神前に供えることにより、若宮神社では五穀豊穣、災害防除、家内安全、子孫繁栄を祈願します。浄火で炊かれたお米は参拝者に御供えとして配られ、今年の無事と幸せを喜びあいます。

 

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